日本の老舗はチョークール
仕事をしていて、具体的な食品から食文化とか歴史といろいろと見えてくるものがあります。
京都特集の時期に私の感じる日本の老舗と、世界の老舗の違いを語ったことがあるんですが、時間があったらまた見てください。
ヨーロッパの老舗はまったく変えないことに誇りを感じています。
レシピも店舗も絶対変えていませんっていうのが、話の端々に出てきます。それはそれで大変なことだと思います。
でも、日本の老舗は実にきれいに時代に沿って進化させます。
最近、この日本の老舗のあり方が実はすごいんだと実感しています。
日本人でないと出来ない柔軟さです。
私たち日本人は変化を誰にでも出来る当たり前のことと思っているんですが、海外から見るとたいへん能力の高いことだと思います。
最近、ある老舗の店主の言葉を小さなパンフの片隅で見ました。
これやわ。と思ったんです。
「世の中の流れを見つめます。
変わるものと、変わらないものを見定めまして、変わるものの中で、変えてはいけないものを守るようにしています。
変えてもいいものは勇気を出して変えて行きませんと店が守れません。」
深いお言葉です。
私たち日本人にとって変え続けることは、かえって簡単です。
しかし、変わるものの中で、変えてはいけないものは守るようにしないと、その店の歴史や文化は守れないのでしょう。
歴史を守りながら時代とともに生きている。
心に浮かぶ老舗がいくつかあります。お見事です。
日本にはわくわくするような「食」のスーパースターがいっぱいいますね。
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