2008年8月26日 (火)

忘れられない ニューヨークチョコレート

ニューヨークのチョコレートで、ものすごく記憶に残っているものがあります。

もう、ずーーーーいぶん前の話です。


この仕事をしているとありとあらゆることがあります。

でも、こんなケースは最初で最後だと思います。

この話を知ってる関係者も少なくなりました。



ニューヨークから素敵なチョコの情報が入りました。

それはロシアの最後の皇帝が食べたチョコレートを再現したブランドでした。もちろん、ロシア人オーナーでした。

まあ、そのチョコのすばらしいこと!

Img7110930590001_2

ロシアらしい女性のチョコレート型は当時、ほかの国では見たことがないものでした。

包み紙もいかにもロシアっぽく。味もスマート。

ロシア系チョコがぜんぜん手に入りにくいときだったので、たいへん珍しく。

飛びついたんです。


撮影も終わり。カタログもでき。

いよいよ12月になり、1月になり。バレンタイン直前。



さあ。

日本に来る。  来る。  来る。


あれ?


来ない。   来ない。   来ない。   胃がいたむ。イタタタ。


まだ来ないーーーーーーー。ノオオオオオ。


もう間に合わないーーー。



電話連絡が一向につかないので、

現地に関係者が見に行ったところ。



店がなかった。

「さら地です」って報告が来ました。

ノオオオオー。文句を言える、相手がいない。

いったい何があったのか。

それ以来、このチョコレートの消息がわかりません。

ロシアに帰ったのか。ほかの街に移転したのか。

世界のどこかで見かけたらご一報ください。

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