「幸福のチョコレート2009」撮影中の出来事。
撮影中の出来事のご報告です。
永い事、チョコレートの撮影をやっていますが、こんな事件は初めてでした。
事件といえば、チョコが来ない。溶けて撮影できない。箱の中が空。見たこともない違うものが届いている。チョコカタログなのにキャンディーが来た。うっそー。
そんなことは日常茶飯事です。
でも今回はイイコトがあったんです。
ロワチョコです。
特に歴史があるわけではなく、特におしゃれなわけでもない。ぜんぜん無名です。
日本でここを紹介するのはフェリシモだけです。
でも、これほどお届けしたいチョコもないです。
何回もパリから送られてくるロワのチョコレートは
例えるなら、皇室のこおもり傘みたいな。
シンプルだけど。ほんもの。びしーーーーっとしてます。
味、形、パッケージ、ただならぬ気合と重みを感じるチョコです。
私はこのチョコからチョコ道にはいりました。チョコレート界の師匠です。
「チョコってこんなに違うんや。」
でも、昨今のいろいろな値段の高騰で、ロワみたいな小さな個人店のチョコの金額は考えられないほど上がってしまいます。いろいろとあるのはわかるんだけど…。もう少しなんとかならないかなぁ…。ここだけの話、正直かなりムッときたりもして…。
今年の金額を見たとき、もうロワの紹介を諦めようかと思いました。
しかも、撮影のロワのチョコはとってもスケジュールから遅れて、たった一個しか来なかった。
溶けてたらどうしてくれる?!ひどいやん。
でも、チョコレートを開けたとき。
このチョコレートやめるわけにはいかん。と思いました。
スタッフのみんなが息を呑むほど美しかった。パーフェクトな職人芸です。
130もいっぺんにチョコが並んでいるのに、ダントツナンバーワン。とにかくきれいなんです。
はじめ、高すぎるから人気ないだろうし、小さい扱いでした。
でも、このチョコをみたらもう、その場でページの組み換えが始まりました。
写真大きくなります。
いや、ほんとうに高いから買わなくってもいいです。(必要な人は買ってください。)
チョコの美しさを見てほしいと思います。(必要な人は買ってください。)
原点に戻ってチョコのよさを紹介しろというお告げのような事件でした。
カタログが出るのをぜひお楽しみに!
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