かばんが重くって、どうしましょう。
出張の旅も後半を向かえ、私は大きな問題に差しかかりました。
実はチョコの出張に出かけるときはカタログが大量に入っていて重いです。
でも、そのカタログもすっかり、チョコのサンプルへと物々交換されていました。
もちろん、遠くから来たバイヤーに持たせてくれるサンプルはその店一番のゴージャスボックス。木箱とかです。
おもいっ。
次の国に行くために飛行機を予定していた私は「重量オーバー」という恐ろしい検問を前にしていました。
それに毎日の電車移動で、ホームの階段のたびにスーツケースを突き飛ばしているので、いつトランクが大破してもおかしくない状況でした。
「スーツケースのバンド持ってないんですか?そろそろ、トランク危なくないですか?」
そうなんです。だれが見ても頼りない、やすっちいスーツケースです。
それがぱつぱつなんです。これが開いたままになったら大惨事です。
今年初めて知りました。
スーツケースのベルト。
あのベルトって必要ないものだと思っていたんです。
おじさん業界人の両肩にだらんとかかった白いカーディガン。(会ったことないですが。)
必要ない。「ええかっこしいのベルト」。と思ってました。
だって、あのスーツケースベルトが踏ん張ってるとこ見たことないです。
そうかあ、あのベルトって私みたいな人のためにあるんや。
しかし、一日中走り回る私にとって買い物に行く時間はなく。
ホテルのフロントさんに泣く泣くチョコをがっさり差し上げました。。。
『チョコの仕事で来たけど、重量オーバーだからもらってくれますか。』
大喜びでしたよ。フロントのお姉さん。
その後、なんとかだましだましスーツケースと私は旅を続け、最終日本に買える空港でやっと「ええかっこしいベルト」改め「救いのベルト」をゲットできたのです。
どれほど、安心かこのベルトのおかげで!
二度と「ええかっこしいベルト」なんか言いません。
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