ちょっと 長めの説明になります。
私は感動したチョコレートがあるんです。
実は私はチョコレートはパリ派だったんです。ちょっとお高くとまったあのプライドとか。
ボックスのシンプルだけど、きちんとした貼り箱とか。ビターな味とか。
大人なミニサイズとか。とにかくどっぷりパリ派でした。
そのときは、ベルギーチョコは繊細さに欠けると思っていました。
私はベルギーの表面しか見てなかったです。
ベルギーチョコは言うなれば、地方の職人さんです。
日本でも地方には優れた手仕事がいっぱいあります。でも、彼らは都会の職人さんほど、喋らない。
セールストークの概念がないのです。こっちから聞いていくとぽろぽろ、すごい話が出てきます。
バイヤー泣かせの「謙虚さ」です。
だから、入り込んで話をこっちから聞かないとわからないのです。
私はやっとベルギーチョコに目覚めました。
極めつけがこのゲントにあるバンヘッケです。
ベルギーのブリュッセルやブルージュには数々のチョコレートショップがあります。
でも、そのほとんどはセレクトショップ。自社で作っているところはほとんどありません。
でも、さらに地方の行くとびっくりするくらいの手仕事がいっぱい存在しています。
ゲントのバンヘッケにつきました。
小さなお店でした。
この人はフォトジェニックなお父さん。
そして、お父さんを尊敬する息子さん。
素敵な親子です。
お店に溢れるチョコレートはすべてこの2人の手作り。
まったく大量生産ではありません。極少量を多品種作っています。
いったいどれだけ時間を費やしているのかと思いますが。彼らには当たり前なんです。この笑顔で楽しそうに、自分たちの作品を食べろとすすめてくれます。
おいしいに決まってます。この小さな街のお店のご近所が彼らのお客様です。
だから、パリやウィーンの都会のようにチョコだけでは商売は難しいのでしょう。
なんとケーキはもちろん、パンまで焼いてます。
このパンのおいしいこと。おいしいこと!!!
まったく手抜きではありません。絶妙な塩加減。
泣ける~~~。
「母の日が終わってすぐだから、このあたりの人はみんな家にチョコがいっぱいあるんだよ。だから、今日はチョコは作らない。」って笑ってました。
この親子はご近所の顔のみえる人を喜ばせるために仕事をしているのです。
お店に並んだチョコが愛情のかたまりに見えました。
彼らは、カカオはどこ産で、ミルクはどこから直送という話は一切しません。
しかし、オレンジピールを漬けるところから。出来ることはすべて手作業です。
もろもろの講釈なんてこの方々には必要ないのです。
ただ、このゲントのご近所の喜ぶ、人が笑顔になるものをもくもくと作る。
あやかりたいお仕事ぶりでした。
いろいろ、そうそうたる名だたるチョコを世界から集めています。
でも、このチョコレートはそれをも超えてしまう特別なチョコです。
これこそ。世界からのチョコお取り寄せかも知れません。
ぜひ、味わってみてください。
ゲント バンヘッケの LOVE&THANKS【予約~バレンタインお届け】
これはダイジェスト的なボックスです。
バンヘッケ スペシャルボックス【予約~バレンタインお届け】
こちらはバンヘッケのお得意のオレンジピールが20本とオススメ2粒が入っています。
ちょっと余談ですが。
バンヘッケの隣の店が同じ名前のバンヘッケなんです。
チョコレート屋さんではないし、親戚でもないそうです。