今回のチョコの出張ではフランスを東西に横断しました。
はじめにいったのは、ブルターニュです。
フランスの西の端です。
パリに行く人は多いと思いますが、あまり観光でそこまで行く人は少ないようです。
有名なのはアップルサイダー
それとクレープ
ゲランドの塩。
あと乳製品でしょうか。
私にとって有名なものは全部「食べ物」でした。
きっと「食べ物」以外にも有名なものはあると思いますが、私は知りません。
街をあるけばこのようにクレープ専門店があるのです。
あんまりにもカウンターだけなので一瞬クリーニング屋さんかと思いましたが、何十枚も買って帰って暖めて食べるそうです。
お昼にクレープを食べました。

卵とチーズ、ハムのオーソドックスクレープ。こっちの人は2個くらい食べるようです。私は一個でいいです。
さらに西へ移動です。

市場によりました。海の幸あり、山の幸あり、お野菜もたっぷり。

サラミたまらん。。。

この箱ごとかきを買うんですって。
あ、こっちのツナ缶はなんだかおしゃれです。

アーティーチョークですよ。市場なのにディスプレイもこっていて。演歌歌手なみの霧がかかってるんです。
みせてくれます。
市場みるだけでここに住みたいと思いました。
それからさらに西へ西へ。
とある場所を目指していました。
途中ずっと畑です。
あ、牛もいます。
こっちの牛はどことなく大きいと思います。カメラを向けるとスキップでよってくるのです。行動だけは子犬のようです。
めっちゃ ちっか。
というとこまで寄ってきました。
「見てみて。なんか、うちの人間よりちっちゃい。髪の毛黒いね。なんか鳴き声も違うよ。でんがな、まんがなって鳴いてるね。へんな人間。」
なんか牛が明るいのです。
え、まだ来る?なでて欲しいとか期待してる?
断るっ。
そこまでの人懐っこさを感じるのです。
そんなしあわせそーな牛にもあいながら、
どこまで行くんだと思ったころにさっと視界がひろがりました。
車の両脇が海です。
キブロンという小さな小さな岬を目指して走ってきました。
まさにフランスの端っこ。
キブロンはフランス人の避暑地のようです。
ほんとうに小さな町です。
この街まで来た理由は、ラ・メゾン・ダルモリーヌというキャラメルとキャンディーの老舗が初めてキャラメルチョコを作ったということでしたので、来たのです。
しかし、正直。ラ・メゾン・ダルモリーヌは日本でもちょっと知られた存在。
私も何度かサンタブック等でキャラメルを販売していたのです。
だから、いまさらいくの?日本初上陸じゃないの?とちょっと思ってたんです。
かなり行くのに時間がかかるのも。。。
せっかく地方に行くならがんがん町中飛び込み商談したい。なんて思っていたのです。
でも、私の不安とは裏腹にどうしてもいくねん的に車はすすんでいます。
しかし、車中に見える牛や畑、海を見ていると。ラ・メゾン・ダルモリーヌのありがたみが増してゆきました。
今まで「知っている」と思っていた、名物塩キャラメルの価値がどんどん私の中で上がってゆきました。
あのキャンディーたちはこんなとこから遠路はるばる日本に来てたんや。。。
東京の展示会なんかでただ並べても。ほかのものと普通に並べられても。
このキャラメルのよさは10%くらいしかわからんわ。
ロリポップなんか。チュッパチャップスと同じやと思ってた。
しかし、立地による感動くらいは序の口でした。
とりあえずその夜は遅いのでとまり、朝いちで工場に向かいました。
そこで見たものは。。。
一見いまどきのきれいな工場でした。
でも、その手作りさにびっくり!
私は日本の飴づくりはいろいろ見ています。
金太郎飴とか日本の高い技術がすばらしいと思っていて、ほかの国のものはあっかーんと思っていました。
しかしね。
こんなことがあるのでしょうか。
なんと、本物のオレンジを砕いてミキサーにかけているのです。
飴といえば香料と砂糖で出来ているものというのが常識ですが。
ここでは100年以上もレシピを守っているのです。
いったいどないなってるねん?!
作業するおじさんたちもさすがおフランス、こんなにいまどきなコスチュームをおしゃれに着こなしてらっしゃいますが、製造は博物館なみに昔のまま。
写真を撮ります。というととってもシャイに手を振ってくれました。
「全員で写真とるの初めてだから記念にもらえる?」なんて、送りますともー。職人さんにもいいことできたかな。
有名な塩キャラメルもさっきの明るい牛の牛乳から作ったバターを煮込んで煮込んで作っていました。
ほのあったかい出来たて食べたら、うまっ!
もう、タッパにいっぱい詰めて欲しい。いかなご詰めてタッパ返すから。
手間はかかってるけど、材料はシンプル。
なにもかも手作業。
こりゃあ。ちゃんと説明しないと。
大量生産のキャラメルとはまったくちゃうわ。違うたべものです。比べるのも申し訳ない気がしました。
そして、最後に連れて行かれたのは、海沿いの昔からやっているキャンディーショップでした。
ちょっとおおおお。
見てください。
このように、棚にロリポップは40種も並んでるんです。
それを地元の子供たちが店員さんにカウンターからリクエストするんです。
一本つづ店員さんが取ってくれるんですよ。まさにフランス版駄菓子屋さんです。
子供たちは口々に「あれ。そのとなり。5番。」とか自分の番を待つんです。
日本のスーパーでは絶対に見られないお菓子やさんとの会話と関係がしっかりあるんです。
そのカウンターの中にひときわやさしそうな女性が。
なんとオーナー婦人が自らこのお店で一本づつ、子供たちに手渡しで販売しているんです。
いまや、ラ・メゾン・ダルモリーヌは世界的な老舗なのに。
輸入のお菓子をわざわざ日本に紹介する意味はこれだと思いました。
ただ価格だけでお菓子を買うなら、日本のもので十分です。安くておいしい。
日常のものはそれでいいと思います。コンビニ万歳。
しかし、輸入のお菓子には海外旅行と同じような特別な空気があるのです。
その空気とストーリーを伝えることがわたくしのお仕事!
そや、そや!って一人で盛り上がってたんです。
しっかし。
ひとつ大問題が!
今回、チョコレートのお仕事できたので、こちらが初めてつくった塩キャラメルチョコを販売するのです。
キャンディ。。。
販売する場がない。。。
「幸福のキャンディー」ってカタログないしなあ。
ということで、今回チョコ旅のお土産企画を考えました。
ラ・メゾン・ダルモリーヌの商品をセットでお届けします。
絵はイメージですが、ほんとほかでは手に入りませんよ。
中にはキャンディー、キャラメルとキャラメルソースはもちろん。
新作の塩キャラメルチョコのサンプルもお入れしています。
このチョコの薀蓄もいっぱいあるのですが、あと1時間かかるのでそろそろほかの仕事もしなくちゃ。
今回。webのみですので、これを見た方だけにご案内しています。
ぜひ、箱を開けたと時の潮風まで感じてほしいです。
お申し込みはこちらです!